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「理想の生き方」と「生きる意味」の2つの視点で人生をデザインする

FIRE
「理想の生き方(FIRE)」になかなか近づけなくてしんどい

そんな方向けの記事です。

 

近年、FIREというライフスタイルが認知され、目指す人が増えているようです。

しかし、FIREへ向かう道は決して楽ではありません。

10年、15年、人によっては20年以上かかるような長い道のりになるはずです。

それだけ時間がかかってしまうと、「あれ?いつになったら自由になれるんだ?」なんて途方に暮れてしまいます。

そもそもの話、現在に不満を抱えながら「理想ではない生き方」を10年も20年も続けるのは無理があるのです。

  

FIREになかなか近づかなくてしんどい方は何かしらの方向転換、もしくは「理想の生き方」を目指すのとは別の視点、別の軸でも物事を考えるべきではないか。

私はそのように思います。

 

本記事では

FIRE計画とは別に「生きる意味」という視点を取り入れてみてはいかがでしょう?

という提案をしたいと思います。

 

「理想の生き方になかなか近づかない」という状態

本記事はFIRE願望がある方が読んでいる想定なので、「理想の生き方」=「FIRE」とします。

 

とは言え、FIREしたい理由も、FIREして何をしたいかも人それぞれ千差万別です。

一言に「FIRE」と言っても、見えているモノはだれ一人として同じではありません。

TwitterでFIREに関するツイートをよく見かけますが、実は皆違うモノを目指しているのです。

 

一方、FIRE願望を抽象化することで、ある共通点を見出すこともできます。

それは「未来の自分に意識が向いていること」です。

 

  1. 自分の人生をより良くしたい
  2. 今をちょっと犠牲にしてでも未来の利を取りたい

 

FIREを目指している方からはそんな印象を受けます。

 

逆に言うと、「今が最高に楽しい」といった方は、おそらくFIREを目指すことはないでしょう。

今の自分に「何かしらの不満」があるから、未来の自分に意識が向くわけです。

 

「未来の自分に意識が向いている状態」は人生に対する前向きなモチベーションを持っている証であり、悪くない状態と言えます。

人生をより良くするためには、理想とする未来を思い描き、そこに向かって計画を立て実行することが重要です。

 

しかし、物事には「程度」というものがあります。

「未来の自分に意識が向き過ぎている」ような場合は、日々に悪影響をもたらしかねません。

あなたが「理想(FIRE)になかなか近づけなくてしんどい」と考えているのであれば、既に悪影響が出ていると思われます。

そのしんどさは、体調やメンタルの不調、極端な行動、思考などに繋がっているかもしれません。

 

そのような悪影響が出ている状態で10年以上に渡る長期のFIRE計画を遂行できると考えるのは、極めて楽観的と言えるでしょう。

悪影響が出ている場合は、未来の自分に向き過ぎた意識を他に移すことが有効な解決策となると私は考えます。

  

「生きる意味」という視点

そこで、「意識を未来の自分から他に移す」という意味で、「生きる意味」という視点を取り入れることを提案します。

ここで述べる「生きる意味」とは、「自分の生きる意味ってなんだろう、、、」と悶々と悩むような類のものではありません。

答えがないものを悩み続けても前には進まないでしょう。

 

「生きる意味」の解釈を説明する前に、ドイツの強制収容所から生き抜いた心理学者が書いた「夜と霧」という本の一節を引用します。

 

わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ 〜 もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前に立っていることを思い知るべきなのだ。

 

要するに、「自分は生きる意味を問う側ではなく、問われる側なんだ」ということです。

換言すると、「自分の人生にどのような意味を持たせたいのか」を考えて生きること、でもあると私は解釈しています。

 

このような考えで日々を生きると、未来から現在に自然と意識が移ると思われます。

人生に意味を持たせるとなると、未来の自分に思いをはせるのではなく、現在の行動を省みる必要があるからです。

 

また、上記のような思考をすると、自ずと「他者への働きかけ」が思い浮かぶのではないでしょうか。

「理想の生き方」「充実した人生」を送るには自分自身とひたすら向き合うことだけでも達成できると考えますが、「人生に意味を持たせる」となると、他者へ良い影響を与えてる感が必要だと想像します。

(ここで言う「他者」とは、環境や地域、コミュニティ、動物、他人、家族など、自分以外という意味での「他者」です。)

 

まとめると、「自分の人生にどのような意味を持たせたいか」を考えることで、「今、他者へどのように働きかけたら良いか」を考えることに繋がるのです。

 

上記思考をすることで、仮に具体的な行動自体を変えなかったとしても、現在の行動に対する意味付けを変えることもできます。

ここまで敢えて抽象的な書き方をしてきましたが、イメージしやすくするために具体例を出すと、

 

  1. 働くこと
  2. 他人との接し方
  3. 家族との接し方

 

この辺の意味合いも良い方向へ変わってくるかもしれません。

 

このように「生きる意味」という視点を持つことで、「理想に生き方」に近づくスピードが遅くても、日々の行動と、行動に対する意味合いを変えることができ、充実感をもたらすことができると私は考えます。

 

「理想の生き方」と「生きる意味」の両軸で人生をデザインする

ここまで見てきたように、「理想の生き方」と「生きる意味」では意識することが異なります。

 

理想の生き方
  • 未来を意識
  • 自分を意識
生きる意味
  • 現在を意識
  • 他者を意識

 

この2つは方向性こそ異なりますが、幸福感(充実感)を補完し合う関係にあると私は考えます。

「理想の生き方」を追求するだけでは得られない幸福感を「生きる意味」が補完し、「生きる意味」だけでは得られない幸福感を「理想の生き方」が補完するのです。

 

以前、「FIRE願望は利己的なので、FIRE後は利他を意識すべき」という趣旨の記事↓を書きましたが、これはFIREを目指す過程でも言えることだと思います。

 

 

まとめ

  1. FIREなかなか近づかなくてしんどいと考える人=「未来の自分」に意識が向きすぎている
  2. 「生きる意味」を考える=「現在」と「他者」に意識が向く
  3. 「理想の生き方」と「生きる意味」を考える=幸福のバランスが良い

 

「理想の生き方」に近づけずもがき苦しむのは、未来の自分に意識が向き過ぎているからです。

時より「生きる意味(自分の人生にどのような意味を持たせたいか)」という視点を思い出して、今現在の思考や行動を見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

きっと、今よりも充実した日々が送れるかと思います。

 

 

本記事で紹介した「夜と霧」はドイツ強制収容所から生き延びた著者が「生きる意味」を当時どのように考え、行動したのかが書かれています。

ご興味がある方は是非読んでみてください。

 

 

以上、終わりです。

 

 

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