
結婚式を挙げたい!

やろう!(…やるのはいいけど、お金が心配だなぁ)
「妻が結婚式を挙げたいと言うから式を挙げる」と言うスタンスの男性の皆さん、結婚式自体には賛成でも、お金のことはどうしても気になりますよね。
私自身そのようなスタンスで結婚式準備を始めたのですが、結婚式は全てのものが高く、値段を気にしないでいるとあっという間に予算オーバーになってしまうことに気が付きました。
値段が高いと金銭感覚がマヒしてしまい、普段は数十円〜数百円の差を気にするのに、数万円のオプションを「せっかくだから」と付けてしまいがちです。
「一生に一度」だからと言って、お金がかかりすぎるのは考えものですよね。
私の場合、こだわるところはこだわって、「自分たちにとって重要ではない部分」に関しては安く抑えました。
そこで本記事では、「結婚式の費用に対する考え方の例」を私の具体例をもとにお話しします。
これから結婚式を挙げる予定がある方の参考になればうれしいです。
結婚式に費用に関する考え方

「妻が結婚式を挙げたいと言うから式を挙げる」と言うスタンスではありますが、挙げるからには
「夫婦だけでなく親族、ゲストを含めた全員が満足できるような式を挙げたい」
と考えていました。
しかし、費用は抑えたい。
その際に大切な考え方は

結婚式はこうあるべき!
と言う固定概念は捨てて、

自分たちにとって本当に幸せな結婚式とは?
と、自分たちの結婚式が「どのような状態になったら成功なのか」を深く考えることが大切です。
「たとえ高くても、満足度が下がることは安上がりにしない」
「逆になくてもいいと思えるものは、周りがやっていてもやらない」
そんな潔さが「満足度」と「安く抑える」を両立するコツだと思います。
安く抑えた点

「どのような状態になったら成功なのか」を考えると、以下の3点は一般的な結婚式の形にとらわれなくても良いと考えました。
① 式場(レストラン)
一般的な結婚式のイメージですと、「専門式場」や「ホテル」をイメージされる方も多いと思いますが、レストランを貸し切る方が安いです。
式場探しのハナユメによると、結婚式にかかる平均費用324.6万円なのに対し、レストランでの結婚式の平均費用は271.7万円で約70万円も安いです。
もちろん安い以外にもメリットがあります。
- 料理が美味しい
- ゲストとの距離が近い
- 貸切で自由度が高い
- 結婚式後も食べに行ける
あらゆる面で格式張っていないことがレストランウェディングのメリットです。
格式張っていないがゆえに、残り2つの「② 新郎の衣装」「③ 挨拶、余興」に関しても安く抑えることができました。
② 新郎の衣装
衣装はレンタルではなく、あえて購入しました。
一般的には新郎は「タキシード」のイメージが強いですが、レンタルすると10万円前後することもザラです。
しかし、カジュアルな衣装を選択してしまえば、購入しても2万〜3万くらいで充分揃います。
格式張った神前式ならタキシードなどが正解ですが、レストランウェディング&人前式(神父さんを呼ばないスタイル)なら服装はなんでもありです。
私の場合、ジャケットすら着ず、蝶ネクタイ&サスペンダーで臨みました。
下の写真のようなイメージです。

「シャツ、パンツ、蝶ネクタイ、サスペンダー、靴」で2万円もしませんでした。
タキシードなどをレンタルする場合、相場は10万円前後と言われるため、8万円ほど浮いた計算になります。
レンタルならその日限りですが、購入してしまえば結婚式後も着ることができるので、一石二鳥です。
③ スピーチ、余興は全て自分で
一般的に、披露宴のスピーチは職場の上司がすることが多いですが、私は自分で行いました。
仕事とプライベートは分けたいので、そもそも職場の人は招待しませんでした。
お世話になった会社の人を招待する風潮がありますが、普段からプライベートで関わりがないのであれば、無理に招待する必要はないかと思います。(招待された方も大変だと思いますし…)
余興も人には頼まず、自分たちで動画(新郎新婦紹介&新郎新婦ゆかりの地を巡る動画)を作製しました。
友人に頼んで相手に負担をかけるのは不本意ですし、その場の人たちが楽しめれば、誰が企画するかは重要ではないと考えました。
結果的にではありますが、スピーチと余興を頼んだ際にお渡しするお礼(2万円前後)が浮いた計算になります。
抑えなかった点

「どのような状態になったら成功なのか」を考えると
- その場にいる人が満足できる
- 写真を見返した時、後悔しない
を満たされていたらOKかなと思いました。
① 料理
「結婚式の満足度は料理で決まる」と言われるほど重要な項目です。
ゲストに満足して帰ってもらうためにも、ここは安く済ませるべきではないと判断しました。
必ずしも高いコースを選ぶ必要はないとないと思いますが、ゲストが満足できるような料理が入っていると楽しんでもらえるかなと思いました。

料理にはこだわりがあり、特別にロブスターを入れていただくようオーダーしました。
② ドレス
妻にとって一生の思い出になるので、ドレスの値段は一切気にせず、見た目だけで選んでもらいました。
白のドレスとお色直しのカラードレスで50万円程度です。(相場は48.8万円程度)
金額だけ見るとても高いですが、結婚式の写真を見返すたびに満足げな表情をする妻を見ると、「値段で決めなくてよかった」と思います。
写真を見るたびに幸せな気持ちが蘇り、それが一生続くのであれば、充分価値のあるお金の使い方だと感じました。
③ 装花
夫婦のこだわりポイントです。
普段から花や観葉植物を育てているほど植物が好きなため、ここは好き放題オプションを付けました。
ドレスと同様で、写真を見るたびに幸せな気持ちが蘇るため、妥協しなくて正解だったと感じています。
まとめ
結婚式は安く抑えられるところは安く抑えないと、とんでもない額になってしまいます。
しかし、結婚式を成功させると一生良い思い出として残ると思います。
写真を見返すたびに幸せそうな表情をする妻や、式で涙する妻のご両親を思い返すと、普段倹約している私でも「やってよかった!」と心から思います。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!
この記事が少しでもあなたの参考になればうれしいです!
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