本記事は、FIREにおいて最優先で行うべき「固定費削減」についてです。
私が実際に行った固定費削減を3つ考え方に分類してお話しします。
② 代替可能か
③ 本当に必要か
FIREにおける固定費削減について

固定費とは…
家賃、保険料、通信費など、日々の行動や選択に関係なく定期的に定額がかかる費用のことです。
FIREをするには「支出を少なくすること」が最も重要です。
⬇️
「資産を増やすこと」に繋がる
⬇️
FIREまでの期間が短くなる
一度削減してしまえば、日々の行動や選択に関係なく支出を減らせるため、「倹約」の中でも最も先にやるべきなのが固定費削減なのです。

実際に行った固定費削減です。
夫婦で年間60万円の削減ができました。
固定費削減を意識したことがない方なら、年間100万円以上の倹約も不可能ではありません。
私が実際に行った固定費削減を3つ考え方に分類してお話しします。
① 生活水準が変わるか

削減したところで生活水準が下がらない固定費を探してみてください。
それらを削ったところで、明日から生活が変わるわけではありません。
高いお金を払って、サービスが変わらないのであれば、これほど無駄なものはありません。
私の場合、光熱費とスマホ代(通信費)がこれに当たりました。
【光熱費】
・契約を変えても電球が暗くはならない
・お湯の温度が上がりにくくはならない
今は電気、ガスは好きな会社と契約できます。
ワット数を下げれば、ブレーカーが落ちやすくなったりしますが、使用感は変わりません。
引越しをすれば、料金の高いプロパンガスから安い都市ガスに変えることができますが、こちらも使用感は変わりません。
【スマホ代】
・昼、夕方の通信速度が変わる程度
スマホ代も同じです。格安simに変えたところで、昼や夕方の通信速度が変わるくらいなので、生活水準は変わりません。(人によっては不便に感じるかもしれませんが)
これだけで1台で5000円程度削減できます。

生活水準が変わらないのなら削減しない理由がないよね
② 代替可能か

満足度がある程度下がっても問題ない固定費があれば、削減してしまった方が良いです。
満足度が下がったとしても、FIRE時期を早められれば、結果的に人生の満足度が上がると私は考えています。
そのように考えると、私の場合、家賃、ジム代、ランチ代は削減の対象となりました。
【家賃】
・職場の近くを選び、通勤時間を短縮
・プロパンガス → 都市ガス

固定費の中で一番効果が見込めるのが家賃!
相場が安い地域に引っ越しました。
私の場合、便利な街の方が何かと良いだろうと考え、相場の高い地域に住んでいました。
改めて考えてみると、完全に思い込みでした。
今はネットで何でも揃う時代なので、人が多く相場の高い地域に住む理由がありません。
また、家賃を下げるだけではもったいないので、通勤時間が短くなるように地域を選びました。
以前はプロパンガスでしたが、都市ガスの物件に引っ越すことで、ガス代も合わせて削減しました。
家賃とガス代で月13000円の削減です。
【ジム代】
・移動時間が勿体無い
・家でもできる
スポーツジムって楽しいですし、健康的になれるので非常に有意義なのですが、会費が高すぎました。
なるべく元を取ろうと、週5日近く通っていましたが、頻度が上がれば上がるほど移動時間が無駄なように感じました。
バーベルやマシーンはジムにしかないですが、同じような運動は家でもできます。

満足度はやや下がったけど!支出を減らせた喜びの方が大きい!
【ランチ代】
・昼は満足度が低くても案外平気
・量は少なくて大丈夫
本来は固定費ではなく、変動費に分類される支出ですが、社食を使用していたため毎月決まった額の支出になっていました。
社食なので、外食をするより圧倒的に安かったのですが、お弁当を作って持参したら1食100円程度まで削減できました。
ランチ代だけでも月5000円の削減です。

昼は質素にしても、朝夜しっかり食べれば問題なし!
③ 本当に必要か
意味もなく、何となくで加入しているものはないでしょうか。
周りが加入しているからと、よく調べもせず加入しているものはないでしょうか。
私の場合、生命保険、自動車保険がこれに当たりました。
【生命保険】
・共働きには不要
・安心代は高くつく

日本人って保険好きだよね
しかし、中身をよく理解しないまま保険に契約し、それで安心してしまう人が多いように感じます。
我が家の場合、共働きで子供がおらず、お互いのどちらかが死亡しても残された方は経済的には困らない状態でした。
妻が契約していたものですが、上記内容を説明し解約しました。
【自動車保険(車両保険)】
・新車以外には車両保険は不要
・車両保険を使うと、以後の保険料が高くなる
事故を起こした際にないと困るかもしれないという理由から車両保険に加入していました。
しかし、実際に事故にあった場合保証される金額を概算してみると、保険料の方が高くついていました。
車両保険は車の時価から保険金が算出されます。
新車から10年以上も経つ古い車には基本的に不要と言えます。
生命保険と車両保険で月15000円の削減です。
固定費削減の3つの考え方まとめ
- 水準が変わるか
- 代替可能か
- 本当に必要か
固定費削減の考え方を分類すると、この3つになります。
毎月払っている固定費を書き出し、3つに分類してみてはいかがでしょうか。
漠然と削減しようとするより、自分が納得できるような理由をつけると感情に左右されずに削減することができますよ。