この記事では、サラリーマンが自由に使える時間を増やすコツをご紹介します。
サラリーマンって、会社に行って、帰ってきたら1日の大半が終わっており、好きなことをする時間がなかなか取れないですよね。
その原因の1つが、無意識に他人の時間を生きているからだと私は考えています。
他人の時間かどうかを明確に区別し、適切に対処することで、自由な時間を増やすことができます。
自由な時間が増えれば、趣味の時間や家族との時間、自己投資などの時間を増やすことができ、人生をより豊かにすることができます。
私が自由な時間を増やすために行ったことの中で、特に効果が高かった3つの解決策を例に出し、自由に使える時間を増やすコツをご紹介します。
他人の時間を生きるとは

自分の時間と他人の時間
私たちは1日24時間を「自分の時間」と「他人の時間」のどちらかに生きていると言えます。

自分の時間とは…
- 読書する
- ジムに行く
- 睡眠時間を確保する
- 友人とランチを食べる
どれも人生が豊かになることに時間を使っています。
これらの行動を「自分の時間を生きる」と呼ぶことにします。

一方、他人の時間とは…
- 行列に並ぶ
- だらだらとSNSを見過ぎてしまう
- 上司の自慢話を話を一方的に聞かされる
- 気乗りしないお誘いを断れず、参加してしまう
自分で意思決定して行動をしているように見えても、なんとなくの行動であったり、そうせざるを得ず、断れないがにため生じた時間とも言えます。
これらはどれも、他人に時間を奪われている状態です。
これらの行動を「他人の時間を生きる」と呼ぶことにします。
他人の時間を生きるのはやめよう
時間がないと感じている方は、「他人の時間を生きる」のをやめ「自分の時間を生きる」必要があります。
他人に時間を奪われている状態を受け入れてしまっていては、自由に使える時間を増やすことができず、人生を豊かにしていくことが難しくなります。
「他人の時間を生きる」のをやめるには、「他人の時間」と「自分の時間」を明確に区別する必要があります。
次項からは、私が実際に「他人の時間を生きる」のをやめた例を3つご紹介します。

3つだけでも1日2時間以上は作れたよ!
通勤時間を減らす

通勤時間は「他人の時間を生きる」の典型的な例です。
満員電車であれば、他人に時間を奪われるだけでなく、乗っているだけで疲弊してしまいます。
通勤は働くための手段であって、目的ではないはずです。
どの通勤方法でも、通勤時間中に読書したり、動画を見るなどに時間を当てることもできますが、家で集中して行う方が効率的ですし、疲れにくいです。
通勤時間はできる限り0に近づけていくのが理想です。
私の解決策

職場の近くに引っ越しました
通勤に往復2時間かけていたところを、職場近くに引っ越し、往復40分に短縮できました。
つまり、1時間20分も自由な時間を捻出することができました。
引っ越し前と同じ時間に起きても、朝の時間が40分増え、この時間を勉強や読書の時間に充てています。
帰る時間も40分早くなったので、夕飯やお風呂など、1日のタスクを早めに終えられ、自由な時間を満喫できるようになりました。
余談ですが、自由な時間が増える以外にもメリットがありました。
- 通勤時間が減り、疲れにくくなった
- 家賃を1万円以上下げることができた
- プロパンガス→都市ガスに変え、ガス代が減った
電車に乗る時間は相当ストレスだったようで、通勤時間が減ってから1日の疲れが明らかに減りました。
また、固定費を削減することができました。
私の場合、元々家賃相場の高い地域に住んでいたため、安い地域に住むことで1万円以上家賃を下げられました。
ガス代も下げたかったため、都市ガスが使える物件に絞り、引っ越しました。
昼休みを有効活用

「労働時間が8時間を超える場合は、少なくとも1時間の休憩を与えなくてはならない」と言う決まりが労働基準法にあります。
これは労働者を守るための法律ですが、時間的拘束と捉えることもできます。
この時間は私たちが望む望まないに限らず発生する時間ですので、この時間を無駄に過ごしてしまうと、「他人の時間を生きる」ことに繋がります。
私の解決策

独りでランチを済ませ、残りを読書時間にしました
元々は同僚先輩とランチをしていましたが、きっぱりやめました。
30分以内にランチとトイレ休憩を済ませ、残りの30分で読書するイメージです。
目的があって人とランチを共にする分には良いのですが、だらだらと喋りながらランチをするのは無駄です。
私の場合、だらだらと喋っていても、リフレッシュするどころか気疲れしてしまい、完全に他人の時間を生きてしまっていました。
独りでランチを済ませることで、30分の読書時間を確保することができ、1ヶ月で10時間の読書時間を確保できました!
飲み会の取捨選択

サラリーマンに飲み会の誘いは付き物です。
歓迎会、送別会、忘年会、新年会…
その全てに参加していては時間がいくらあっても足りません。
これも、目的があっての参加なら良いと思いますが、断れなくて参加してしまったり、何となくの参加はNGです。
私の解決策

参加の基準を作る!
参加するべきか迷ってしまうと、行って後悔する飲み会にも参加してしまい、「他人の時間を生きる」ことに繋がってしまいます。
私の飲み会参加の基準は…
- 開催理由に賛同できる
- 賛同できない
これだけです。
例えば、転勤を伴わない異動が理由の飲み会であれば、異動後でもいつでもその人に会えるため、開催理由に賛同できず、参加しません。
新入社員が自部署に配属された場合の歓迎会であれば、歓迎する気持ちがあるため、開催理由に賛同でき、参加します。
このように、参加基準を明確に定めておけば、判断に迷うことなく、「他人の時間を生きる」こともありません。
30歳でセミリタイアされた三菱サラリーマンさんの飲み会に対する記事です。
自分の時間を大切にし、実際にセミリタイアされた方の考え方は非常に参考になります。
会社の飲み会に参加したくないのに参加。人生の有限な時間を無駄にしてますか?
時間がない人の解決策〜まとめ〜
時間がない人は、「他人の時間を生きる」のをやめる必要があります。
他人の時間を生きるのをやめてみて、効果が高かったことは…
- 通勤時間を減らす
- 昼休みの有効活用
- 飲み会の取捨選択
この3つだけでも、1日平均2時間は自由な時間を増やすことができました!
時間がなくて困っているサラリーマンの皆さん、私の例を参考にしていただき、自由な時間を増やすため行動してみてはいかがでしょうか!