自己啓発本を読んで行動を変えるには【読書を無駄にさせないコツ】

読書をする女性 読書

自己啓発本を読むとき、最も重要なのは「その後、行動に移せたか」です。

「そんなこと当たり前だろう」と思われる方も多いかもしれません。

自己啓発本をただの娯楽として読む人は少なく、皆「人生をより良くしたい」と願い読んでいるはずです。

しかし、行動が重要と言われても

  1. 内容は素晴らしかったけど、すぐに忘れてしまった
  2. すぐに次の自己啓発本を読み始めてしまった
  3. 結局、人生何も変わらなかった

という結果に終わってしまった方も多いのではないでしょうか。

私自身、今まで何十冊も自己啓発本を読んできましたが、その多くは本のタイトルすら覚えていません。

読んだら満足してしまい

Lobster
Lobster

良い本だったな〜、明日から頑張るぞ!

と漠然としたやる気や、達成感を味わって終わりでした。

いつもこの繰り返しになっていることに気が付き、どのようにすれば自己啓発本を読んで行動を変えられるかを考え、実践した結果

Lobster
Lobster

自己啓発本を読む際は「行動目標を細分化することが重要」!

という結論に至りました。

本記事では、月10冊程度の読書をしている私が、「自己啓発本を読んで行動を変える方法」について解説します!

自己啓発本を読むだけでも大変素晴らしいことなのですが、せっかく読むのなら行動を変えて、人生をより豊かなものにしていきませんか?

自己啓発本について

最初に、本記事での自己啓発本の定義付けをしておきます。

自己啓発本の定義

「意識(考え方、心構え)」を変えることで、「能力」の向上を目的とした本

この定義付けからも分かるように、自己啓発本の内容は非常に抽象的です。

具体的に何を行えば良いのかわからないものも多く、さらっと読み流してしまっては全く役に立ちません。

自己啓発本を読んでも行動を変えられない理由の一つは、この抽象度の高さにあります。

嫌われる勇気」「7つの習慣」「思考は現実化する」などの自己啓発本の名著も非常に抽象度が高く、内容が素晴らしいだけに、読むだけで満足しがちです。

そのため、行動に移すためには抽象的な内容を理解し、自分なりに具体的な目標を定める必要があります。

行動目標の細分化

Lobster
Lobster

人に優しくする!

みたいな抽象的な目標は意味を成しません。

具体的な行動目標がない限り、何をしたら良いかわからず、行動に移す前に読んだ内容を忘れてしまいます。

自己啓発本を読み行動に移すためには、以下の6ステップで行動目標を細分化するのがオススメです。

  1. 目的を決めて読む
  2. メモを取る
  3. アウトプットする
  4. 期限付きで具体的な行動目標を立てる
  5. 潜在意識に刷り込むまで毎日確認する
  6. 達成できるまで新しい自己啓発本に手を出さない

目的を決めて読む

自己啓発本を読む前には「何を得たいか」を明確にしてから読みましょう。

Lobster
Lobster

なんだかタメになりそうだ!

漠然と読み始めるのはNGです。

この読み方で得られるのは、その日限りのやる気と満足感程度でしょう。

何を得たいか」を明確にするため、事前に要約を探して軽く頭に入れておきます。

GoogleやYoutubeで検索すれば、大抵の自己啓発本の要約が出てきます。

内容を楽しむのではく、行動を変えて人生をより良くしたいと望むのであれば、要約を読んでしまった方が効率的です。

要約の中からより詳しく知りたい部分、人生に取り入れたい考え方があれば、その部分の会得を目的としましょう。

メモを取る

後工程のために、目的の部分や気になった部分をメモしておきましょう。

電子書籍ならコピペすると楽です。

アウトプットをする

メモを取ったら、自分の考えとともに得た知識をアウトプットしましょう。

アウトプットをすることで読んだ内容が頭に定着しやすいですし、自分の頭で考える癖がつくので、その後の行動に結びつきやすいです。

アドラー心理学を世に知らしめた名著「嫌われる勇気」を読んだ際を例に出します。

一番手軽なのはTwitterによるアウトプットです。

知識を自分の言葉で発信することで、活きた知識として頭に定着します。

ブログで考えをまとめるのもオススメです。

Twitterより人に見られる意識が強くなるので、深く考えるキッカケになります。

上記ツイートをブログにまとめたのがこちらの記事です。

期限付きで具体的な行動目標を立てる

ここが一番重要です。

得られた知識を具体的な行動目標に落とし込みましょう

私が「嫌われる勇気」を読んだ際は、

  1. 自分の課題を明文化
  2. 自分がコントロールできる範囲のことだけに集中
  3. 孤独を受け入れる

を行動目標としました。

具体的には細かくなるので記載しませんが、「自分のコントロール範囲外のことは一切やらない、考えない」と心に決めました。

また、できる限り期限を設けましょう。

期限があると目標達成意識が高まりますし、期限後に振り返りもしやすいです。

潜在意識に刷り込むまで毎日確認する

目標を定めたら意識せずとも達成できている状態になるまで、毎日確認しましょう

これは行動目標を立てるのと同じくらい重要なことです。

目標を立てても、たまに思い出すくらいだと意味がありません。

一日中そのことを考えてるくらい確認を行い、潜在意識に刷り込む作業が必要です。

私の場合、目標を書いたメモをダイニングテーブルに置いておき、事あるごとに確認していました。

1ヶ月くらいすると、メモがなくても自然と目標とした行動ができるようになります。

達成できるまで新しい自己啓発本には手を出さない

自己啓発本の読み方として、あれこれ読み漁るのはNG。

色々な参考書を買って満足してしまう受験生と一緒です。

潜在意識に刷り込み、意識しなくても行動に移せている状態になるまで、新しい自己啓発本に手を出さない方が良いです。

自己啓発本を読んで行動を変えるには【読書を無駄にさせないコツ】〜まとめ〜

  1. 目的を決めて読む
  2. メモを取る
  3. アウトプットする
  4. 期限付きで具体的な行動目標を立てる
  5. 潜在意識に刷り込むまで毎日確認する
  6. 達成できるまで新しい自己啓発本に手を出さない

自己啓発本を読むとき、最も重要なのは「その後、行動に移せたか」です。

行動を細分化することによって行動のハードルが下がり、本の内容を人生に取り入れやすくなりますよ!

ここまで本気でやったら、人生変わらない方が難しいです!

もし本記事が参考になりましたら、是非お試しください。

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