そんな方向けの記事です。
老後の不安、子供の教育費、収入減への不安、将来への漠然とした不安、、、
生きていく上で、お金の悩みは切っても切り離せないですよね。
そのため、節約で支出を減らしたり、投資で資産を増やそうとしている方も多いと思います。
しかし、節約を意識しすぎて逆にストレスが増えたり、投資成績に一喜一憂してしまうことはないでしょうか?
以前の私がその状態で、「未来」のことを考えすぎてしまい、「今」を楽しめていない状態でした。
せっかくの人生、「今」を楽しみつつ「未来」も豊かにしていきたいものです。
その為には、人生右肩上がりを意識しつつも
「お金に執着しすぎないくらいがちょうど良いバランス」
だと私は思います。
本記事では、私が行った「お金への執着を減らす方法」を3つ紹介します。
お金への執着が減ると心が軽くなる

人生における悩みの多くはお金で解決できます。
お金が全てではないにしろ、お金があれば苦労や災難から身を守ることができるのは紛れもない事実です。
その為、「お金はあればあるほど良い」と考えるのはいたって普通です。
年収が高ければ高いほど、支出が少なければ少ないほど、資産形成に有利なことは間違いありません。
しかし
- 「もっと」収入を増やしたい
- 「もっと」資産を増やしたい
- 「もっと」未来に投資をしたい
のような、「もっともっと」にはおそらく終わりがありません。
1000万円貯めたら次は2000万円、5000万円貯めたら次は1億円。
お金はあればあるほど良いので、「これ以上増えなくていいや〜」とはならないはずです。
何のストレスもなく資産形成をできている方なら問題はないと思います。
しかし、資産形成を意識しすぎてストレスを感じることがあるのなら、一度立ち止まって
- お金を貯める理由
- 人生の優先順位
- 残りの人生で何を成し遂げたいか
を改めて考え直してみるのが良いと思います。

金を貯めることが人生の目的だ!
死ぬまでにありったけの金が欲しいんだ!
なんて考える人はいたとしても極々少数でしょうし、あなたはそうではないはずです。
「未来」のためにお金を貯めることは大切ですが、資産形成に熱心になりすぎて、「今」を我慢しすぎるのは考えものです。
「もっとお金を増やしたい!」と思うのは、ある意味「お金に執着している」とも言えます。
お金に執着しすぎると、いつの間にか人生の目的がお金になってしまい、人生を楽しめなくなってしまいます。
お金を増やしつつも、お金に執着しすぎない
そのくらいが、人生を楽しむにはちょうど良いバランスだと思います。
一度、お金への執着を減らし、肩の荷を下ろしてみてはいかがでしょうか。
お金への執着を減らす3つの方法

私が行った3つの方法を紹介します。
- 資産額は常に右肩上がりをキープ
- 今の生活で幸せである部分を確認
- お金自体には価値がないと考える
① 資産額は常に右肩上がりをキープ
大前提として、資産は常に増え続けている必要があります。
資産が減り続けたり、ずっと同じような額だと、お金への執着を減らせと言ってもさすがに無理があります。
しかし、逆に言えば
「先月より少しでも増えていれば最悪オッケー」
くらいの気持ちでいれば良いのです。
もちろん、資産を増やすために節約や投資は当然した方が良いので、あくまで心の持ちようです。
「すべての無駄遣いを許し、資産を増やす努力を怠っても良い」という意味ではないです。
「もっともっと」と考えるのではく、自分の中の最低ラインを思いっきり下げてあげるイメージです。

私は最低ラインを下げてから、心がとても軽くなりました
② 今の生活で幸せである部分を確認
今の生活に満足感や幸せ感じる部分を、時間をかけて考えてみるのがオススメです。
「足るを知る」と言い換えてもいいかもしれません。
私の場合、今の生活を改めて考えてみると
- 家族とゆっくり過ごす時間がある
- 趣味の筋トレを高頻度でできている
- 気の合う友人がいる
など、満足感や幸せを感じる瞬間がたくさんありました。
また、お金に執着しすぎて自分の幸せを忘れていたことも合わせて気が付きました。
あなたも

あれ?今って自分で思っているより幸せじゃん
となるかもしれません。
そのように感じられれば、必要以上にお金に執着することが減ります。
だって、今の資産ですでに幸せを感じられているのですから。
③ お金自体には価値もないと考える
お金を追い求めていると「お金自体には何の価値がない」ということを忘れがちです。
お金は価値があるものに交換して、初めて効果が発揮します。
自分が「価値がある」と感じるものまで節約してしまうと、心が貧しくなってしまいます。
無理して過度に節約するのではなく、適度な浪費を許し「お金集めを人生の目的にしないこと」が大切です。
まとめ
お金を増やしつつも、お金に執着しすぎないくらいがちょうど良いバランス
そのためには、
- 資産額は常に右肩上がりをキープ
- 今の生活で幸せである部分を確認
- お金自体には価値がないと考える
将来のためにお金を貯めることは大切ですが、「今」を楽しむこともまた大切です。
そのためには、「お金への執着を減らすこと」が重要です。
お金への執着が減れば、より人生を楽しめるかと思います。
以上、終わりです。
オススメ書籍
「お金のことを考えすぎて、なんか疲れたな〜」という方は以下の書籍がオススメです。
30歳で脱サラし、資本主義のシステムから降りて「稼がない自由」を謳歌する著者のエッセイ本です。
ストレスを抱えて生きるよりも、小さく自営して生きるに至った著者の考えや生き方が興味深い一冊です。
週2日だけ働いて、あとはのんびり隠居生活をしている著者のエッセイ本です。
著者は週に最低何日働けばいいかを逆算して実行しているそうです。
収入や資産が少なくても幸せに生きる著者から学ぶべき点は多いです。
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