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低資産FIREに対する批判は、一般的な感覚との「ずれ」が原因

FIRE
「低資産でFIRE」になんだかモヤモヤする

そんな方向けの記事です。

 

先日、低資産でFIREした方のインタビュー記事を読みました。

内容は「低資産でFIREしたが十分幸せ、不自由はない」というものですが、コメント欄の8割くらいが批判的で、Twitterでも話題になっていたようです。

(本記事はその方を批判する意図はないで、該当記事のリンクは貼りません。)

 

さて、なぜ「低資産FIRE」に対してそこまで批判的な意見が多いのでしょうか。

低資産でFIREを目指し、実行できる人はかなりのマイノリティですが、それだけの理由では批判意見はさほどでないはずです。

 

おそらく、「世間一般の感覚からずれていること」と「ずれを前提とした発信になっていないこと」が批判の原因だと思われます。

 

 

そこで本記事では

「低資産FIREに対する批判の原因」

について考えてみたいと思います。

 

「世間一般の感覚からずれている」とは

低資産FIREは「世間一般の感覚からずれている」と書きましたが、この「ずれている」とは一体どのような状態なのか。

 

まず、ずれるためには、基本となる中心線がなければなりません。

「その中心線から対象物が離れていること」が「ずれている」という状態です。

 

しかし、人間においてはそのような中心線は存在しません。

個々の特徴の平均をとれば中心を定めることはできますが、それは身長や体重など、数字で明確に表せるものだけです。

人の好みや特徴、価値観などは人それぞれバラバラである上に、数値化できないため、明確な中心線を定めることができないのです。

 

そのため、「世間一般の感覚からはずれている」は、あたかも中心線が存在するかのような表現であり、不適切かもしれません。

 

しかし、「世の中の大体の平均」というものは存在します。

人の生き方や価値観はそれぞれがバラバラで違っていても、大多数が落ち着く範囲はなんとなく出来上がります。

 

そのなんとなくの平均からずれていることを「世間一般の感覚からずれている」と表現しています。

もちろん、何事においても大体の平均に落ち着いている人など存在せず、視点によっては誰もが大なり小なりずれているのが普通です。

 

低資産FIREは「平均」から大きくずれている

「世間一般の感覚(世の中の大体の平均)」という視点で見てみると、「低資産FIRE」はかなりずれています。

大体の平均はFIREなどしません(できません)し、しようとも思いません。(そもそもFIREの存在を知らない)

ましてや、低資産で質素に暮らすことを到底受け入れられるものではなく、「そんな生活するくらいなら働く」というのが一般的な感覚なのでしょう。

 

「FIREの定義に当てはまらない」というコメントが多く見られましたが、これも人々が考えるFIREの定義(平均)からずれているが故に発生する批判です。

 

「そんな計画はすぐに破綻する」というコメントも同じような理由だと思われます。

FIREに興味があって、FIRE関連の情報を集めている人でも、未来のこと(お金のこと)を考えれば、多少我慢してでも仕事を続けようとする。それが大体の平均なのです。

 

その他の批判意見も同じように説明ができます。

要するに、「低資産FIRE」に関するインタビュー記事は、大多数の人から見れば相当異端なわけです。

 

ずれを認識しているか否か

平均からずれていると批判が生まれやすい、だから「ずれていることは悪いことだ」、というわけではもちろんありません。

平均からずれているのは武器になり得ます。

実際に、ずれているが故に稼ぐことができたり、低資産FIREのように、かえって生きるのが楽になる場合もあります。

 

ただ、自分が平均からどうずれているのか、という視点は常に持っておくべきではないでしょうか。

人それぞれ見方によっては何らかのずれがあるのが普通ですが、それでも、大きなずれは認識していないと、損する結果に繋がると思われます。

自身が認識できていれば、無駄な軋轢を生んだり、不必要なストレスを感じることは減らせるはずです。

 

今回の低資産FIREインタビュー記事に関しては、本人がずれを認識していないように見える書かれ方をされていました。

本人がずれを認識しており、それを踏まえた書かれ方をしていれば、批判の割合はここまで高くならなかった、と感じます。

 

まとめ

  1. 世の中には「大体の平均」が存在する
  2. 誰もが大なり小なりずれている
  3. ずれを認識していることが大切

 

ずれ方にも良い悪いがあります。

良いずれ方であれば人生を有利に進めることができますが、悪いずれ方であれば生きづらさに繋がります。

 

いずれにせよ、自身が認識しているのが肝要です。

認識さえできていれば、どのようなずれ方であっても今より良い状態を目指すことできる、と思われます。

 

 

以上、終わりです。

 

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