2022年の読書記録を確認したら、50冊くらい読んでいました。
2021年は100冊以上読めていたので、どうやら今年は忙しかったみたいです。
本記事では、今年読んだ50冊の中からFIREの内省が深まった本を4冊ご紹介します。
『限りある時間の使い方』
我々日本人は非常に勤勉で、将来を見越して準備をすることが半ば当たり前になっています。
小学生になったら中学生になる準備、中学生になったら高校生になる準備、そして大学生、社会人になる準備、、、
これではいつまでも準備ばかりの人生になってしまい、延々と今を生きられない満足度の低い生き方になってしまいます。
「将来のために(FIREのために)」と今を犠牲にしている自覚がある方には学びが多い本かと思います。
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『我慢して生きるほど人生は長くない』
FIRE願望がある方は、今現在大なり小なり我慢していることがあるかと思います。
特に、人間関係で我慢していることがある場合、FIRE計画を破綻させてしまうほどのストレスになりかねません。
もし人間関係で我慢していることがあれば、「自分の領域」と「他人の領域」を明確に区別し、自分の領域に他人を入れないことが大切です。
相手をコントロールすることはできませんが、自分の思考や言動を変え、自分(の人生)が有利になるようコントロールすることはできます。
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『News Diet』
現代は必要な情報が簡単に手に入りますが、要らない情報まで簡単に手に入ってしまいます。
もし、自由で豊かな人生にしたいと思うのなら、要らない情報を最初からシャットダウンすることが有効です。
とはいえ、なんとなくスマホを弄ったり、YouTubeを見てしまうのが人間というものです。
要らない情報をシャットダウンするには、要らない情報が人生にとっていかに無駄か、頭で理解する必要があります。
「News Diet」を読めば、自由な時間が格段に増え、今よりも心穏やかに生きられるはずです。
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『先生、どうか皆の前でほめないでください』
現代の若者の傾向(いい子症候群)について書いてある本です。
現代の若者の傾向の一つに「やりたいことが特にない」が挙げられるそうですが、そのような若者の将来が明るくないことが客観的に理解できます。
もしあなたが、
「仕事は好きじゃないけど、特にやりたいこともない。でも自分らしく自由に生きたい」
という思考でFIREを目指しているのであれば、自分の生き方を見直し、今よりも人生が良い方向に向かうきっかけになるかもしれません。
まとめ
FIREするためには資産を増やせばいいだけですが、幸せに生きるためにはそれだけでは不十分です。
知識をアップデートし、世界の解像度を上げ、内省を繰り返すことで、何が自分にとっての幸せなのかをより明確にする必要があるかと思います。
とはいえ、「自分」は絶えず変化していくものなので、「これが自分の幸せだ。自分にとっての正解だ。」と決め付けてしまうのもかえって不自由になりかねません。
自分で決めたものに拘らず、自分の思考に対しても自由でいられるよう、考えることをやめないようにしたいですね。
以上、終わりです。
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